yoppieのブログ

フリーランスエンジニア始めます

カジュアル面談の活用とFlutter案件の契約

カジュアル面談が流行している昨今です。
僕も流行にのり月1ぐらいで様々な企業とオンラインでカジュアル面談をしています。
カジュアル面談を活用することで僕が希望していたFlutter案件を契約できました。

カジュアル面談の活用

僕のカジュアル面談の目的は

  • よりよい案件探し
  • エンジニアとの会話を楽しむこと
  • いろんな企業やサービスを知ること

です。
この目的を元にどのように活用しているかをまとめました。

よりよい案件探し

  • 一緒に働く人
  • 業務内容
  • 報酬
  • 待遇

など、案件は様々な要素を含み、社会の流れによってそれぞれが変動するため、現状よりよい案件を契約したい場合、自分から探しに行く必要があるのかなと思います。

エンジニアとの会話を楽しむこと

アプリ開発(特にネイティブやバックエンドなどのIT技術に特化した内容)は僕の1つの趣味で好きなことなので、それに関する会話も好きです。
カジュアル面談ではアプリ開発に関する会話を楽しんでいます。

いろんな企業やサービスを知ること

フリーランスに親切な福利厚生を用意している企業や、表向きは一般的なサービスだがバックエンドで利用している技術が尖っているサービスなど、深く話さないと得られない情報は多いです。
面接と違い、カジュアルにいろんなことを話すことが前提のため、おもしろい発見があります。

Flutter案件の契約

カジュアル面談を活用し、前から希望していたFlutter案件を契約できました。
経緯や契約の概要をまとめてみます。

経緯

WantedlyからAndroidの案件でオファーをもらい、カジュアル面談をしました。
話の流れで僕がAndroidアプリ開発に加えてiOSアプリ開発も業務で行なっていることと、趣味でFlutterで作ったアプリとFlutterの本をリリースしたことを話しました。
そして面談後に面接なしでFlutter案件でオファーをもらい、契約することになりました。

契約

Flutterでの業務経験がないにも関わらず、契約できたので運が良かったなーと思います。

また、フリーランスになり2件目の直契約となりました。
請求書の作成などの雑務にも慣れたので特に不安はないです。

最後に

新たに契約したFlutter案件は4月からスタートします。

3月まで

  • iOS案件 (エージェント経由の契約)
  • AndroidiOS案件 (直契約)

4月から

  • iOS案件 (エージェント経由の契約)
  • Flutter案件 (直契約)

今年もネイティブ漬けの1年になりそうです。

おまけ

参画中の企業からブログの記事を執筆しました。

blog.nnn.dev

業務外での自己研鑽やる気なくなってきた

最近業務外での自己研鑽をしなくなってきました。
分析したところ理由は2つです。

理由1 Apexがおもしろすぎるため

今までIT技術に関わることが最大の趣味でしたが、Apexはそれに勝る勢いです。
平日はコンスタントに1-2時間やってます。土日は用事がない時はひたすらやってます。
Apexに出会う前までは業務外の時間に、自分で運営しているサービスの開発だったり、業務で触れない技術を使ってみたりしてましたが、出会ってからはApexに時間を溶かしています。
沼だなーと感じつつ抜けられません。(というか抜けたいと思わないです。)

理由2 業務内で自己研鑽できているため

業務内で自己研鑽し、すごく成長できてる実感があります。
業務外で自己研鑽しなくとも焦らないです。
最近はSwiftUIへの移行作業を行いながらiOSアプリ開発全般の技術習得をしています。
社会人になりたての頃や、フリーランスになりたての頃より今の方が時間や心に余裕があり、業務やIT技術以外のことに夢中になれてるのかなと感じます。

Apexをやりこむ

主に以下を繰り返してます。

  • YouTube(主にtttcheekytttの動画)を見て勉強
  • SMG全般苦手なので、SMG縛りでアリーナやりまくる
  • R301とフラットラインの3倍スコープの練習
  • キャラコンの練習(壁ジャンなど)

プレデターになることを目標にランクやってますが、プラチナ2以上になったことがないです。
野良だと連携しづらいく、どうしても勝つことが難しいため、よかったらどなたか一緒にやりましょう。

技術書典13にサークル参加します

9/10-9/25に開催される技術書典13にサークル参加します。

今までに

上記の同人誌を書きました。
また、「解決!Androidアプリ開発のアレコレ 実践編」「初心者による初心者のためのFlutter詳解」は商業版刊行のお誘いを受け、販売しています。 nextpublishing.jp nextpublishing.jp

新刊

今まではIT技術に特化した同人誌を販売してきましたが、今回の新刊は今までとは違いIT技術に特化していない「正社員・フリーランス エンジニア徹底比較」という同人誌を販売します。

目的

正社員、派遣社員フリーランスなど、様々な働き方が存在しますが、正社員のエンジニアとフリーランスのエンジニアを徹底的に比較しています。
比較することで読者や読者の周囲のエンジニアがどちらに適しているのかを理解することを目的としています。

正社員とフリーランスに特化している理由は、正社員もしくはフリーランスの働き方を選んでいるエンジニアが多いためです。

目次と概要

新刊の目次と各章の概要です。

  1. 業務内容編
    • 開発業務に関する観点、マネジメント業務に関する観点など、業務内容に関する観点で正社員とフリーランスを比較しています。
  2. 働き方編
    • 企業との関わり方や、休日の取り方など、働き方に関する観点で正社員とフリーランスを比較しています。
  3. 雑務編
    • 業務外でのアウトプットや、年末調整と確定申告の違いなど、雑務に関する観点で正社員とフリーランスを比較しています。
  4. 性格編
    • 安定を重視するかどうかや、ルールよりモラルに重きを置くかどうかなど、性格に関する観点で正社員とフリーランスを比較しています。
  5. その他
    • 上記の章のどれにもあてはまらなかった観点で正社員とフリーランスを比較しています。

フリーランスについていろんな情報が飛び交っていますが、この新刊では僕が体験したことをそのまま記載しているため、信じていただければと思います。

表紙

表紙はこのようになりました。

サークル配置

ENGINYというサークル名で参加します。サークル配置は「く10」です。

新刊以外の既刊5冊の物理本と電子版も販売します。
興味のある方は是非技術書典13にサークル参加するENGINYというサークルを見てみてください。
9/11の久しぶりのオフライン開催とても楽しみです!

フリーランスになり3年経ち、正社員、フリーランスエンジニアを比較しました

個人事業主として開業しフリーランスエンジニアになり3年経ちました。
正社員のエンジニア2年、フリーランスエンジニア3年の経験をもとに、それぞれを比較してみました。

2つの違い

正社員のエンジニアとフリーランスエンジニアを比較しました。 違いは複数ありますが、特に違うと感じた点を2つあげてみました。

開発業務に関する違い

正社員

組織は何らかの目的を持って結成されるもののため、企業には目的があります。
その目的を達成させるためにサービスが存在し、そのサービスの目的を達成するために正社員が存在します。
正社員の仕事の本質は企業やサービスの目的を達成させることなので、業務内容は多岐に渡る可能性が高く開発業務以外も行うことがあります。
例えば以下のような開発業務に関すること以外の業務は正社員が担当することが多いです。

  • サービスのロードマップを作成すること
  • アプリのPush通知を表示するタイミングを考えること
  • タスクを管理すること
フリーランス

フリーランス業務委託契約をもとに動きます。
ほとんどの場合、業務を委託されて遂行するためフリーランスの仕事の本質は業務を完了させることです。
よって、仕様やUIのデザインをもらい、設計、開発、テストを行い作成物を渡すことが業務内容となります。

開発業務に特化しているため、短期間で技術力が向上します。自分の技術力の向上に重きを置いている場合、フリーランスが向いています。

給与や報酬を増やす方法の違い

正社員

正社員の場合の給与の増やし方は

  • 評価制度による評価を上げること
  • 転職

です。ただし頻繁に転職するとジョブホッパーとなるためよくないです。

一般的に正社員の場合評価が上がると給与が増えます。
正社員全員をできる限り平等に評価するため、評価制度を定めている場合が多いです。
よって評価制度に定められている評価指標を達成したことを成果とともに報告することで給与が増えます。

フリーランス

フリーランスなどの業務委託を評価する評価制度は一般的にありません。 フリーランスの場合の報酬の増やし方は

  • 交渉後、契約内容を変更
  • 契約先を変更

です。

業務委託契約を結んでいるため報酬は契約内容に記載されている通りになります。
よって同じ契約先で報酬を増やす場合、交渉し契約内容を変更する必要があります。
ただし、交渉したとしても少ししか報酬を増やすことができないです。
フリーランスの場合契約先を頻繁に変更したとしてもジョブホッパーにならないため、報酬の増やす場合契約先を変更する方法が効率的です。

新刊の執筆

「正社員・フリーランス エンジニア徹底比較」という同人誌を執筆しました。
正社員のエンジニア2年、フリーランスエンジニア3年の経験をもとに、正社員のエンジニアとフリーランスのエンジニアを徹底的に比較しています。
比較することで読者や読者の周囲のエンジニアがどちらに適しているのかを理解してもらうことを目的としています。
上記には2点の違いを記載しましたが、新刊には僕が体感したり気づいた違いを全て記載しています。

目次

目次は以下です。

  • 業務内容編
  • 働き方編
  • 雑務編
  • 性格編
  • その他

各章で様々な観点の質問があり、回答を考えながら読み進めることで、どちらに適しているのかを判断できる構成にしています。
今は表紙の作成などの準備をしているところです。

参加予定のイベント

技術書典13に当選したので、サークル参加します!

この新刊は技術書典13で出します。
今回はオフライン開催があります。久しぶりのオフライン開催のため、とても楽しみにしています。

techbookfest.org

興味のある方は是非ENGINYというサークルを見てみてください。

iOSエンジニアになり3ヶ月たちました

2021年4月から参画しているD社とエージェントを通し2022年3月までAndroidアプリ開発の契約をしていましたが、2022年4月から同じ参画先でiOSアプリ開発の契約に変更してもらい、iOSエンジニアになり3ヶ月たちました。

また、6月から新たに直契約でH社とiOSAndroidアプリ開発の契約をしました。

D社との契約

1ヶ月140時間-180時間のiOSアプリ開発を行う準委任契約を、エージェントを通してD社と交わしています。
業務未経験のiOSアプリ開発でしたが、7月以降も契約を継続することが決まりました。

プロジェクトのメンバー

参画先のエンジニアはとても技術力が高く、レベルの高い方に囲まれており幸せです。
PRもしっかり確認し指摘してもらえているのがありがたいです。
フルリモートで業務を行なっていますが、コミュニケーションの問題はとくにないです。

業務内容

iOSアプリ開発の学習をしつつ業務を行えているためとても充実しています。
特に業務内でSwiftUIの勉強をできていることが嬉しいです。
これからSwiftUIへの移行を業務で行う予定なので楽しみです。

H社との契約

時給制の準委任契約を、エージェントを通さず直接契約を交わしています。
iOSAndroidアプリ両方の開発をしています。時給制のため自分の好きな時に業務できるのがありがたいです。
この契約も7月以降も契約を継続することが決まりました。

業務内容

Androidアプリ開発では今までのAndroidアプリ開発で得た知見を活かしながら業務をし、
iOSアプリ開発では学習をしつつ業務を行えているため、こっちの業務も充実しています。

請求書の作成

エージェントを通した契約の場合、エージェントが請求書を作成し参画先に提出してくれますが、直契約の場合自分で作成し提出する必要があります。
freeeに請求書を作成できるツール (https://www.freee.co.jp/kojin/invoice/) があり、これを利用すると簡単に請求書を作成できました。

スキルアップ

経験したことがない領域にチャレンジすることはやっぱり楽しいですし、スキルアップするなら「90->100」を頑張るより「0->90」をしたほうが効率がいいなと改めて感じました。

カジュアル面談を通して直契約

最近カジュアル面談をする機会が増えました。
カジュアル面談を通して良い話もらい、直契約をすることになりました。
僕が経験したカジュアル面談に関する様々なことをまとめます。

今までに経験したカジュアル面談

一般的なカジュアル面談

以下が流れです。

  1. 企業側の事業や利用している技術の紹介
  2. 応募する側の自己紹介
  3. 雑談
  4. 面談終了後、応募する側が企業に興味がある場合面接に進む意思を伝える

カジュアルに話す場なので、今後進む場合の面接の評価の対象にならないです。
雑談がはずむと60分ぐらいになりますが、だいたい30分から40分ぐらいで終わります。
僕は話す内容は決めていないですが、質問する内容は決めておいてカジュアル面談の中で全て解消するようにしています。

一般的なカジュアル面談ではないパターン

僕が経験した一般的なカジュアル面談ではないパターンです。

  • 企業側の事業紹介のみで終わるパターン
  • カジュアル面談が実は面接で合否が出るパターン
  • 面談相手がたまたま友達で雑談のみで終わるパターン

カジュアル面談がはやりだしたのが最近で、定義が定着していない(誰がどこに定義するのか議論の余地あり)状況なので、こういった一般的でないパターンがたまにありおもしろいです。
採用や就職に関する法律に詳しくないですが、カジュアル面談で落とすことは法律に触れないのかなーと心配になりました。

カジュアル面談に至るまで

連絡やスカウトをもらって、良さそうだなと思ったらカジュアル面談をする場合が多いです。
僕の場合のカジュアル面談に至るまでのパターンは以下です。

  • 採用系サービス上で連絡が来る
  • SNSで連絡が来る
  • スカウトのメールが来る
  • 知り合い経由で知り合いが属する企業の方と面談

最近はテンプレート型の連絡が少なく、連絡の量も増えているので、どこの企業もエンジニアの獲得にリソース割いてるなーという印象です。
また、採用系サービスの業務経験と技術スタックを更新し、Android、バックエンド、フロントエンドの業務経験にiOSの業務経験を増やしたところ、より良い条件の提案が多くなりました。
業務経験と技術スタックの更新はまめにしたほうがいいなと感じました。
アウトプットを見て連絡やスカウトをしてきているので、アウトプットもまめにした方が良さそうです。

利用している採用系サービス

  • Wantedly
  • LAPRAS
  • 転職ドラフト
  • PayCareer

を利用しています。
Wantedly、LAPRAS、転職ドラフトは認知度が高く利用している方も多いのではないでしょうか。
大きい企業から小さい企業まで利用しているため、様々な企業から連絡やスカウトが来ます。
PayCareerは認知度が低めですが、利用してみて良いサービスだったので少し具体的に書きます。

PayCareerの特徴

  • 大きい企業から小さい企業まで利用しているが、小さめの企業が多い印象
  • 登録して2、3ヶ月は連絡やスカウトが多い
  • 面談するだけで3万円もらえる

PayCareerを経由して面談し、企業から受け取るアンケートに回答すると、今後の面接に進むか否かに関わらず3万円もらえるのでおいしいです。
ただし、2回目以降の面談ではもらえません。
また、登録して2、3ヶ月は連絡やスカウトが多いです。
たぶん登録しているエンジニアが少ないため入れ食い状態なのかなーと感じました。

直契約

とある企業とPayCareerを経由した面談を通して、iOSAndroidアプリ開発の直契約をしました。
契約に関する知識をつける必要があったので、何冊か本を読みました。
特に Amazon.co.jp - ITエンジニアのやさしい法律Q&A 著作権・開発契約・労働関係・契約書で揉めないための勘どころ | 河瀬季 |本 | 通販 はITエンジニアが頭に入れておいた方が良い法律に関する知識をQ&A形式で端的にまとめているのでよかったです。

直契約はちょっと怖いですが、やったことがないことや知識がないことに怖さを覚えているだけなので、気をつけながら進めていこうと思います。
いつか自分の力で外貨を稼いでみたいなー。

2冊目の商業誌がでました

技術書典などでIT技術に関する同人誌を5冊販売しました。
そのうち「解決!Androidアプリ開発のアレコレ 実践編」はインプレスR&Dの方から商業版刊行のお誘いを受け、2021年10月に販売を始めました。

そしてありがたいことに、技術書典12で新刊として販売した「初心者による初心者のためのFlutter詳解」の商業版刊行のお誘いをインプレスR&Dの方から受け、2022年4月末に販売を始めました。

商業版を販売するまでの流れ

1. Slackのワークスペースに参加

Slackのワークスペースに招待され、チャットベースで今後の進め方や契約など様々な案内を受けます。
締切は決めますが、きっちり決めるわけではなく、ゆるい感じです。

2. 同人誌として作成したものを修正

ReVIEWを使って作成している場合、

  • 指定されたフォーマットに統一
  • 画像の形式とサイズ調整
  • config.ymlの修正

を行いました。
原稿を置くリポジトリがあり、そこにpushして作業終了です。それほど作業量は多くなかったです。
同人誌が納得のいく内容になっていない場合、誤字脱字の修正や加筆などをしても大丈夫だそうです。

2. 表紙の作成

インプレスR&Dの方から数名のデザイナーをポートフォリオと共に紹介されます。その中から好みのデザイナーを選びます。
そしてSlackでデザイナーの方に要望を伝えた後、表紙のデザインを作っていただきます。

「初心者による初心者のためのFlutter詳解」の表紙のデザインはこちらです。

3. 掲載する書籍情報、著者紹介の作成

複数のメディアやサイトで掲載されるため、ネタっぽいものを含めずに硬い文章で作成することをすすめられました。

印税

インプレスR&Dから自分の書籍が売れた場合印税を受け取ることができます。
比率は物理本15%、電子版25%です。

メリット

作業がほとんどない点

商業誌を販売するために発生する作業がほとんどないため、コスパ(コスト=使う時間、パフォーマンス=利益)が良いなと感じました。

クオリティの高い表紙

自分のリソースをほとんど割かずにクオリティの高い表紙が完成したので、大きなメリットだと感じました。
僕はデザインが苦手なので、同人誌の表紙を自分で作成する場合、かなり時間がかかり、クオリティも低くなってしまいます。
今回は全てデザイナーに任せられたため自分の時間を使う必要はなく、印刷所の指摘修正もないためとても楽です。

感想

商業誌を販売するための決め事を勝手に決められるのではなく、必ず先に許可を得てくれます。著者を尊重してくれるため良心的だと思いました。
Slackの返信は早く的確なので物事がスムーズに進むため気持ち良いです。

そしてISBNがついた書籍を販売することができ、テンションが上がりました!