yoppieのブログ

フリーランスエンジニア始めます

フリーランス10ヶ月で得た経験と感想

はじめに

フリーランスのエンジニアとして活動を始めてから10ヶ月経ちました。
東京にある大きめの企業でAndroidアプリ開発の業務委託をしています。
僕が業務委託としてジョインし業務を行う中で得たことを含め、フリーランスのエンジニアとして活動し、経験したことと感想を以下の観点で書きます。

  • 技術力
  • 評価と貢献
  • 問題と悩み事と心配事

技術力

2017年4月に新卒としてとある会社に入社してから、2019年4月までサーバーサイドの開発をし、2019年6月にフリーランスになり初めて業務でAndroidアプリ開発を始めました。
フリーランスとして独立し、経験してきたサーバーサイドではなくAndroidで仕事を探し契約し続けられるのか不安でしたが、10ヶ月続いています。
Androidアプリ開発に関する技術力が向上した実感があり、その理由を考えたところ以下の2点が理由だと思いました。

趣味と業務の違い

2019年6月まで趣味でAndroidアプリを作っていたものの、業務となると危機感と気を配る観点が増します。
社員だとよっぽどの理由がないと切られないですが、業務委託となるといつ切られるか分からないので、締め切りまでに成果を出さないといけないという危機感があります。
その危機感がとても心地よいです。
また、趣味とは違い、運用面を考慮することにより気を配る観点が多くなり知識が増えました。

物事によっては徹底した準備が大事ですが、やり直しが効く場合突っ込むことも大事だと思います。
今は不況であり、やり直しが効かない可能性が高いので、転職やフリーになるかどうかは慎重に判断すべきだと思いますが...

契約

社員として働いていた頃は、エンジニアリング以外の業務がありました。
今は業務委託となり、契約以外の業務をする必要がなく、Androidアプリ開発以外の業務がほとんどありません。
よってAndroidアプリ開発に集中できたことも理由の一つだと思います。

また、最近やりがい搾取をしている人をよく見かけるので、
副業の場合も正しく契約をすべきだと考えています。

評価と貢献

僕の場合、業務で「すごい!」という言葉やイイネをもらったときは嬉しいですが、良い評価を得ている実感を得られません。
給料が増えた時に良い評価をされているという実感を得られます。
社員として働いていた頃は、平等ではない評価制度にのっとったり、用意されたステップを踏むことで給料が増加されていました。
今は組織やプロジェクトに対して、Androidアプリ開発における自分の貢献度で給料が増減する仕組みなので、正しく評価されていると感じられます。

問題と悩み事と心配事

社員として働くことが多数派であり、日本では多数派が正解という風潮があります。
なのでたまにメンタルがしんどくなる時があります。
そういう時は、問題と心配事と悩み事を分別して、次にすることを明確にする作業をしています。
それぞれの定義は、

  • 悩み事 : 解決策を持ち合わせていない事象
  • 心配事 : 問題になる可能性を秘めている事象
  • 問題 : 解決策を持ち合わせている事象

とし、もやもやしている事象をそれぞれに分別します。
分別後に、

  • 悩み事 : 解決策はないが、いろんな経験を通して解決策を見出せるかもしれないので、今のところ放置する
  • 心配事 : 問題になる可能性と問題となった場合の危険性を考慮して事前に対策する
  • 問題 : 解決策を実施する

それぞれにおいて次の行動が決まるのでスッキリします。