はじめに
新卒で入社した会社には3年いた方がいいという謎の風潮に苛立ちを覚えます。
新卒2年目が終わろうとしている時期にどういう経緯と理由でフリーランスになることを決めたかを転職活動を行なった結果を踏まえて書いていきます。
転職活動
新卒1年目の11月から2年目の1月までで10社ほど受けました。
理由はこんな感じです。
- 新卒で入社した会社での自分の目的を達成したら辞めるつもりだったため
- 他社のエンジニアと面接をすると新しい刺激があり楽しいため
- 自分と自分が所属している会社を客観視するため
いざ転職活動を始めるとなると、何を軸に活動し始めれば良いか分かりませんでした。
転職活動に悔いは残したくなかったので、トップから受けていこう思いGoogleを受けました。
トップから受ける
Googleを受ける際の最初の壁は英語レジュメでした。
僕の英語レベルは、相手がかなり気を使ってくれて日常会話が成立するレベルです。
このようなカスみたいな英語レジュメを作成し採用応募フォームから提出すると、玉砕しました。
次にめげずにTwitterとGithubを受けました。
バイト時代の社員旅行でサンフランシスコにあるTwitter(外から見ただけ)とGithub(エントランスで遊んだだけ)に訪れて印象に残っていたからです。
レジュメと自分をアピールするためのカバーレターも添えて採用応募フォームから提出しましたが、サイレントキルでした。
新卒2年目の春
リクルートのインターンで知り合った友達が所属している会社にAndroidエンジニアでこないかと誘われました。
しかし、オフィス見学までさせてもらったにも関わらずしっくりこず断る結果となってしまいました。
なんとなくで断り、本当に申し訳なく思っています。
なぜしっくりこなかったかを分析した時に、以下の2つが理由だと考えました。
- 会社を選ぶ判断基準がないため
- web業界を知らなすぎるため
まずはもっとweb業界を知らないとダメだと思い、 勉強会に参加したり、大学時代バイト時代インターン時代の友達と先輩にたくさん会い、web業界を知っていきました。
会社それぞれでいろんな特徴があり、どの特徴も会社の方向性が元となっており、自分の方向性と会社の方向性がマッチしているのがベストだと感じました。
また、自分のアウトプットがとても少ないことが分かりました。
新卒2年目6月~10月
この期間で修行しました。
最初、転職活動をする際にトップから受けて行く手法を選んでいましたが、それはアホでした。
自分の方向性と会社の方向性がなるべくマッチしている会社を選らんで転職活動すべきだと考えました。
また、自分のアウトプットも少ないことが分かったので、転職活動をストップし以下のことをしました。
- 自分の方向性を固めてぶれないようにする(することとしないことをハッキリさせて、多数派に惑わされないようにする)
- web業界の研究を引き続き行う
- どんな形でもいいのでアウトプットする
新卒2年目11月~1月
ドラフト経由で転職活動しました。
アウトプットした内容と仕事内容を元に転職ドラフトのレジュメを作成しました。
8社ほどドラフトをもらい、転職ドラフトでは最初に面談か面接を選ぶことができるので、全ての会社と面談をしました。
面談していただいた結果を元に自分の方向性と会社の方向性がなるべくマッチしていそうな2社と面接することにしました。
そのうち1社最終面接に受かりましたが、その後の面談でフリーランスのほうが合っているのではないかという提案を受け、一旦転職の話は保留にしてもらい、フリーランスエンジニアについて調べることにしました。
新卒2年目1月,2月
フリーランスについて調べました。
調べた結果、フリーランスの特徴はこのようになりました。
- 会社を転々とできるので色んな開発スキルが増える(正社員の場合職歴が増える)
- 会社のビジョンに共感を持って働くわけではないので疎外感を感じやすい
- 単価が高い
- 働き始めた会社が合っていない場合、契約終了を待てば良い
- 契約更新がなければ終了なので、安心できない
- 仕事を掛け持ちできる
- 仕事やサービスの決定権がない
- 確定申告のような雑務
こういった特徴は人によってメリットになったりデメリットになりますが、僕にとってはメリットが大きくデメリットが小さいと感じました。
自分の方向性とフリーランスエンジニアがあっていると思ったのでフリーランスエンジニアになることを選択しました。
ただ、やってみないと分からないのでやってみた感想は7月のフリーランスの活動が始まってからここで報告します。
最後に
ざっとですが、このような経緯と理由でフリーランスエンジニアになることに決めました。 全く別の話ですが、3/19(火)にこちらで登壇するので次は登壇した内容を書きたいと思います。